Next inc株式会社

Next inc株式会社

業種:PR・マーケティング フロア面積:176m²  社員数:23名 導入時期:2008年5月

オフィスエリア:檜の大型テーブルはワークスペースとして、ランチを食べたり、そして金曜日の夜はバーカウンターに。デンマーク製のグラスボードは赤に。ホワイトのマーカーで、乱雑にみえがちなボードもおしゃれに見えます。電飾オフィスエリア:デスクは全てエルゴノミクス仕様で生産性があがるSit&Stand®デスク。PC画面を複数人数で見ながらの立ちミーティングも可能に。コミュニケーションがとりやすい高さ300mmのアクリルデスクスクリーンを各デスクへ取り付けました。クリエイティブエリア:壁側には無機質なスチール製ハイキャビは採用せず、木天板を使いカウンター風にしてインテリア性を確保。平坦になりがちな壁には正方形のボックスをあつらえ、雑誌、オブジェなどを入れてデザイナーの為のクリエイティブな環境に。エディターズエリア:バルコニーからの自然光が入るこのエリアは、目に優しい照明を採用。静かな環境で、かつインテリアの重要性を意識しながら編集に集中できるように演出しました。こちらもデスクは全てSit&Stand®デスクで、座ったままになりがちな編集の仕事も、立ったり座ったりすることで腰痛予防になり、気分転換にも効果大。

ミーティングルーム/グリーン:ブレインストーミングやインフォーマルなミーティング用の部屋。OFFECCT社のイージーチェアにはKvadra社のファブリックを採用。個々のグリーンの色を変え、微妙なグラデーションを演出。SHが低い回転椅子なので座り心地もよく、リラックスできます。この部屋も自然光が入る位置に配置しました。ミーティングルーム/ブルー:12名用ミーティングルーム。前面ガラスの間仕切りに、Kinnasand社のモダンなパネルカーテンを設置。「仕切る」ではなく「創る」発想が生まれるスペースに。エントランス/ライブラリー:天井までの書庫には、内外の豊富な書籍類。フローリングにはKasthall社のラグ”Gracious”を。ネイビーブルーで上品さを演出。オフィスに一歩訪れたとたん、「スウェーデンらしい!」と、来訪者に印象付ける空間にしました。バルコニー:無機質なバルコニーをウッドデッキとベンチでガーデンデザイン。テラス用の椅子を2脚置き、気候がいい時はミーティングやランチなど、多目的に利用してもらいます。巾10mあるベンチの両サイドには自然と共存するよう、季節の樹木、花を植えました。室内外のグリーンを季節感をもっていつもきれいにキープしておくことも、オフィスにとって大切な要素と考えます。

お客様のご要望
「コミュニケーション」、「クリエイティブ」、「エルゴノミクス」そして「オープン」の4本柱を中心とした、スカンジナビアのオフィス空間をご希望。いつも照明が必要だった旧オフィスから、窓の多い明るい環境への移転を機に、健康と生産性を考え、スウェーデン製高機能性デスクSit & Stand®デスクを全社員23名に導入。社員全員への導入を決めたのは、社長も派遣社員も「平等」という方針からで、温かく機能的、そして「人が最優先」のオフィス創りをご希望されました。

レイアウトのポイント
集中力を必要とするエディター/ライター、ディスカッションの多いクリエイティブと、2つのエリアをゾーニング。平均年齢33歳という若いスタッフ、また女性が多いことも踏まえ、きれいなオフィスを目指しました。社長様の「社長室は不要、スタッフのセンターに居たい」というご意見を元に、デスクレイアウト。偶発的なミーティングができるよう、デンマーク製の大型特注ガラスボードを執務エリアの中心の壁一面に設置し、思いついた時にすぐに書き込め、作品などもマグネットで展示できるようにしました。また、社長様が個人的に使っていらした檜の材を、京都の大工に加工を依頼し、「収納引き出し付きのテーブル」に変身させ、ミーティングテーブルとしてフロアーのセンターに配置。檜の持つやわらかい質感が自然と人々を呼び込み、その周りでナチュラルな会話が生まれる場所となるようレイアウトしました。