エレベーターホール/エントランス 1.受け付けパネルは、枠をスチールホワイト塗装し12mm厚のFIX透明ガラス入り。縁廻りを3.2mmのステンレスレーザーカットし2枚重ねて立体感あるブルーベリーを装飾し透明感を出した。サイレントグリス社の精密なエンジニアリングとスウェーデンのデザイナーによるバーチカルブラインドはW7200,H2900mmの窓を圧巻しつつも上品に仕上げた。羽が3枚、2枚、1枚と重なり合う陰影は来訪者またスタッフの目を落ちつかせる。エレベーターホール/エントランス 2.3階のオフィスと同じOFFECCT社の吸音材パネルを使い、紫色を特色カラーで注文。プランターには造花でない緑を多くそして紫のランの花をアクセントに。JOHANSON DESIGN社のソファとスツールも3色使い北欧らしいコーナーを演出。床は、グリーン、グレー3色の貼り分けとし幾何学的な模様で楽しんでもうことを意図した。会議室 スライディングウォ−ルで2部屋の会議室。スライディングウォールはオークナチュラルのダイノックシートを貼り温かさを出した。4500mmのガラス面はブルーベリーをイラストで大きく使い、キュートなガラス面になりつつ、会議の干渉しない程度の抜け感を出した。
休憩室 座面はクッション性を出し、背もたれは丸みを持たせたデザインの造作ベンチ(片面/両面)は休憩室を和やかにするだろう。スタッフ同士の顔も見える高さにした。、ファブリックに見える柄を選び、冷たくなりがちなビニールレザー感を払拭した。壁は3色のダイノックシート使う事によって画一的に見えないよう工夫し、ペンダントライトで温かみを増すようにした。会議室のガラス面 直径1500mmのブルーベリー装飾デザイン。エレベーターホール/エントランス3 壁にプランターを配置。グリーンとランは定期的にメンテナンスをし、生きている花をお世話する大切さを感じてもらう。エントランスに冷たくなりがちのありきたりのグリーン鉢ではない、プランター。来訪者がホッとする場所となる。
お客様のご要望
3階の増床として同ビル内5階へ拡張。
化粧品部門の東京オフィスとしても活用したく、商品カラーである赤紫の色も使いたい。
レイアウトのポイント
化粧品のポスター、商品などは置かず、かわりにそのカラーである赤紫をインテリアカラーとして使い存在感をさりげなく演出しました。また、3階で受け付けしエレベーターで5階へ上がった時に同じ会社である空間を感じてもらうよう、各所に関連性をもたせたデザインとしました。