2013/12/22 [コラム] スタンディングデスクのメリット その3

スタンディングデスクのメリット その3
コミュニケーションの活性化

スタッフたちとのブレインストーミングでは、座ってやるよりも、立ってやった方が短時間で活発な意見やアイディアが出やすいとされています。立ちながらみんなでコーヒーブレイクなどの時間も取りやすくなり、職場の会話もはずみやすくなります。また、“座った上司の前に立たされる社員”というシーンも少なくなり、フラットで明るい雰囲気で会話がはずみます。チームワークを最大限に発揮できます。

2013/12/16 [コラム] スタンディングデスクのメリット その2

スタンディングデスクのメリット その2
生産性の向上

クリエイティブな仕事や計算などひとりで集中したい時は座って、スタッフとの意見交換や報告、資料の仕分けなどの時は立つことが多いので、仕事にメリハリがつきます。北欧では「上司が立っている時は話しかけてもよい」が暗黙の了解になっているほど。腰痛や疲労が軽減され、適度な頻度で体のポジションが変えられるので気分転換もでき、集中力が高まって生産性が向上するとされています。

スタンディング・スタイルのデスクは、ノーベル文学賞を受賞した文豪 アーネスト・へミングウェイや、第3代アメリカ合衆国大統領 トーマス・ジェファーソンなども愛用していたと言われています。最近では米国・シリコンバレーを中心に、有名な大手IT企業のクリエイターなどにも愛用され、世界的にもブームになってきています。

2013/12/11 [コラム] Sit&Standデスクの5つのメリット

IT先進国スウェーデンをはじめ、北欧のオフィスでは“当たり前”となっているスタンディングデスクは、座ったり、立ったり、その時の気分に合わせて自由にデスクの高さをボタンひとつで調整できる高機能デスク。

スタンディングデスクのメリット その1
ダイエットや健康維持に

「エコノミー症候群」という言葉もあるように、 “座りっぱなし”は健康にダメージを与え、寿命も縮めるとされています。適度に立つことで健康被害から免れることが人間工学的な点からも実証されています。パソコンの前で長時間座ったまま仕事をしているヘビーワーカーなどに多い<目の疲れ・肩こり・頭痛・腰痛・ストレートネック>などの症状が軽減。実際に導入した企業からは腰痛などの痛みが減少したという多くの報告が寄せられています。立つことで、座り続けている時よりもカロリーを消費でき、脂肪も燃焼できます。ランチ後の30分は毎日立って仕事をするなど、食後の簡単なエクササイズも習慣化しやすくなります。

上下昇降デスク/sit&stanデスクは昇降可能なデスクにより常に仕事の姿勢を選べるので、腰痛や肩こりの軽減、生産性の向上などにつながる現代の画期的なオフィス・インフラとなっています。

2013/10/11 [コラム] Sitting is the New Smoking! 禁煙の次にくるのは、禁“座りっぱなし”

Harvard Business Review誌のブログに「座りっぱなしは“New Smoking”」。座りっぱなし=新たな禁煙。はじめ、ジョーク?と一瞬笑ってしまいましたが、でも確かに言い得ているかもしれません。

スウェーデンで禁煙は、日本よりはるかに普及しています。スウェーデンの多くの医学に携わるスペシャリストたちが「喫煙を続けると寿命を縮める」と断言しています。私も訪れるたびに感じていましたが、スウェーデンやニューヨークなどでは10年以上も前からレストランやオフィスなどでの禁煙、歩きタバコの禁止は社会的な常識でした。喫煙するビジネスマンは「自分をコントロールできない」と見られ、昇進に影響するなどキャリアの面でもマイナスになるようです。スウェーデンではすでに「タバコは吸わない」は、その人の社会性と人間性が問われるまで道徳的な常識になっている、と感じています。

数年前まで、スウェーデンのメディアでは「禁煙=悪」を取り上げない日はないくらいでしたが、それが徐々に「座りっぱなし=悪」に変わりつつあります。さまざまなメディアが、座りっぱなしの危険性について医学的、解剖学的に指摘しています。

健康を考えてタバコをやめたかた、今はどんな気持ちですか? きっと以前より健康的で清々しい毎日を前向きに楽しんでいらっしゃることと思います。

「座りっぱなし」も同じです。仕事中の座りっぱなしをやめることで、腰痛やストレートネックなどによる痛みから解放され、肥満などの生活習慣病の予防・改善にもつながります。実際、立っているときの方が座っているときより多くのカロリーを消費します。また、立っているとインナーマッスルも鍛えられます。もちろん、立ちっぱなしは足が疲れてしまいますが……。
では、どうやったら仕事中の「座りっぱなし」がやめられる? それは、タバコをやめるより簡単です。Sit & Stand®デスク(日本では昇降デスクとかスタンディングデスクと呼ばれています)を使うこと。”立つ”と ”座る”の選択肢が自分にはあるべきだと分かること。

スウェーデンの企業のオフィスでは、Sit & Stand®デスクがスタンダードです。都市では95%以上導入。皆、立ったり、座ったりしながら仕事をしています。私も12年、日本で使っていますが、今では通常のデスク(高さ700-720mm)で一日中仕事をやれといわれれば、それは私にとって拷問です。
とにかく、覚えておいてください。“Sitting is the New Smoking!”。
座りっぱなしがいかに危険か、今まさに考えるときです。

2013/09/25 「JOHANSON DESIGN」ヨハンソンデザインの最新ソファ-“modular seating system”

こちらのソファは、吸音効果を持ったハイバックソファです。間仕切りのようなサイド&バックパネルが周囲の視線や雑音を遮り、集中したい仕事や読書、コンフィデンシャルな話、くつろぎのひとときに、落ち着いて過ごすことのできる独特な空間を創りだすソファです。周囲から視覚的音響的に保護することで、居心地の良い隠れ家のようなスペースを作り出す革新的なソファです。ファブリックはお選び頂けます。
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2013/09/02 [コラム] スウェーデンの石畳

ヨーテボリからノルウェー国境までのびるスウェーデンの西海岸、ボーフスレーン(Bohuslän)は、澄んだ海、空、岩が織りなす素朴で美しい風景が楽しめるエリアです。

花崗岩が豊富なこの地域ではその昔、石切産業が栄えていました。加工がしやすく美しい花崗岩は、道路の石畳として高値で取り引きされたのです。 “knott”と呼ばれる小さなキュービック状に切り出されたボーフスレーンの花崗岩は、国内のみならずヨーロッパやアメリカ大陸などにも輸出されました。スウェーデンから遠く離れたブエノスアイレスの通りにも、ボーフスレーンの石が敷かれていると考えるとちょっと不思議な気持ちになりますね。

戦後、過酷な石切作業から若者が離れていったことや、石畳がアスファルトに置き換えられていったことなどから、ボーフスレーンの石切産業はゆっくりと衰退していきました。世界的にも、安く生産できる中国が花崗岩の主要な供給国になりました。現在、ボーフスレーンには小さな石切会社がひとつ、残るだけです。

今、スウェーデン西海岸を車で旅すると、至る所でこの石切場の跡に出合います。その昔、多くの若者たちが汗水流して工具を振り下ろして石を切っていた場所……。当時の風景に思いを馳せながら海岸線を眺めると、赤い花崗岩の大きな岩から水着を着た子供たちが海に向かって元気よくダイブしている姿が目に入ります。

ボーフスレーンの“knott”は今や、希少価値の高い高級品です。スウェーデン人の間では、この石は“成功の証し”。彼らはそれを、サマーハウスの庭の小道や玄関前のアプローチ(駐車エリア)に敷いて、本物の豊かさをさりげなく楽しんでいます。

2013/08/12 [コラム] ミンデと再会した夏

スウェーデンを含めヨーロッパ人は一般的に保守的な傾向にあり、とにかく古いものを大切にします。ストックホルムやヨーテボリの中心地を歩くと築100年以上の風情のある建物があちこちに立ち、半世紀より若い建物はむしろ珍しいくらい(もちろん、建物の内部は何度も改装が繰り返され設備的もデザイ的にも
モダンですが)。

スウェーデンで家を買うということ=古い家を買ってリフォームするということ。 これは改修プロジェクトです。古い建物を取り壊して、いちから新しい家を建てることはめったにありません。実際、築年数がその建物の価値になることが多く、とくにサマーハウスは古いほど味があって素晴らしいとされています。

この“古いものを大切にする”ことにおいては、Kjell Fornander(シエルフォーナンだー)は筋金いり! 1976年から彼は1903年に建造されたノルウェーのボートを改修するのに、すでに10年を費やしていました。そのボートの名は“ミンデ(Minde)”(ノルウェー語で「メモリー」という意味)。おんとし110歳の、まだセーリング現役のウッドボートです。プラステックのボートと違いウッドボートのメンテはそれはそれは大変な事です。

日本で暮らすようになってからも、スウェーデンに帰国するたびにミンデの世話をしていたのですが、次第にそれも難しくなっていきました。そしてとうとう2年前、ミンデを手放すことを決意。幸い、彼女の生まれ故郷のノルウェーで新しいオーナーを見つけることができました。

私たちはこの夏、スウェーデンにいる間に、ミンデ、そしてミンデの新しいオーナーのオーレに会うためにノルウェーまで車を走らせました。オーレは目下、3年計画でミンデの改修を進めています。完成した暁にはミンデがどんな美しい姿を見せてくれるのか、私も今から楽しみです。きっとこの先何十年も北欧の海をセーリングするのでしょうね。

2013/07/24 [コラム] 北欧の食卓に咲く青い花、ブロブロム

北欧の夏は日照時間が長いことで知られています。朝の3時頃から太陽が昇り始め、空がピンク色の夕焼けに染まるのは深夜近く。夜の9時を過ぎても子供たちは外を駆け回り、大人たちはオープンカフェや家の庭でお酒やコーヒーを飲みながらいつまでもおしゃべりを楽しみます。スウェーデンの夏の長い一日が、私は大好きです。

そんな夏の夜は時間をつい忘れてしまい、ディナーの開始はいつも夜9時頃に……。さて、今夜のサマーメニューをご紹介しましょう。まず、サーモンなどの冷たいアペタイザーで食欲を加速させたら、魚屋さんで求めた今日捕りたてのタラとシュリンプを使ったメイン料理をゆっくりと味わいます(写真をご覧ください)。スウェーデン人の主食であるたっぷりのポテトも忘れません。料理のお供は、キリリと冷えたドイツのリースリングのホワイトワイン。最高の組み合わせでしょう? そして締めくくりは、昼間に畑で摘んだフレッシュなイチゴとアイスクリーム。

さて、サマーメニューに花を添えるのが、グスタフスベリー社のテーブルウェア“Blå Blom”(ブロブロム、ブルーフラワー=青い花の意味)です。白いボーンチャイナにコバルトブルーの押し抜き型が映えるこの食器は、スウェーデン人で知らない人はいないと断言できるほど有名なシリーズです。すでに生産終了(1874年から2006年まで製造)しているのですが、大切に使い続けている家庭は多く、Blå Blomを置いていないサマーハウスはないのではと。要確認ですが(笑)。透明感があって、上品で、優しさに溢れたテーブルウェア、Blå Blomは、スウェーデンの夏の夜の食卓に欠かせないアイテムです。

2013/07/03 [コラム] 日本のオフィスと北欧のオフィス

グローバル化とIT化が進み、人の働き方もますます多様化している今、どれだけの日本企業がオフィスの重要性、可能性について真剣に考えているでしょうか。「生産性を向上させるオフィス」「機能的なオフィス」であるべきだと考えている企業はきっと多いでしょう。では、オフィスを「楽しむ場」「面白い場」にしたいと考えている企業はどうでしょう?

ストックホルムで私が訪問したノーピクニック社(No Picnic AB)は、世界的に注目を集めるインダストリアルデザインエージェンシーです。彼らのオフィスは、教会だった建物を外観はそのままに改修してつくりあげたもの。中に入ると、天井の高さを有効に活かした、開放感ある空間が広がっています。先進的なテクノロジーと斬新なインテリアデザインを駆使したシンプルモダンなオフィスは、思わずため息が出るほどの美しさ! デザインも機能もユニークなオフィスファニチャーを採用したり、柱に緑、椅子にオレンジなど鮮やかな色をアクセントとして取り入れたり、「遊び心」のあるユニークなオフィスに仕上がっています。もちろん、木のロングミーティングテーブルを配置するなど、「自然との協調」や「人のぬくもり」も忘れていません。とにかく、その場にいるだけでわくわくし、クリエイティビティが刺激される空間なのです。

従業員の働き方も自由です。オフィス内のキッチンで食べながら働く人、スタンディングデスク(上下昇降デスク)で立って働く人、床に座って働く人……。日本のオフィスではなかなか見ることのできない光景が広がっています。従業員は仕事にやりがいを感じ、働くことを目一杯楽しんでいる。企業もそういった従業員を信頼し、大切にしている。いい循環で廻っているなと感じました。

今後さらに情報ネットワーク化が進めば、たとえばオフィスに行かなくても仕事ができる人たちの数は日本でも急激に増加するでしょう。そのような時代に求められる人材は? オフィスは? オフィスのあり方を再構築するときは近づいています。